春はもっとリラックスしよう

3月4月は卒業・入学のシーズン。働く人でも新しい環境になることが多いものです。
春の季節がうれしく、新しい環境が楽しみではあるけれど、少し不安も混じったり、あれもこれもと気持ちが揺れ、急くような時期です。

なんとなく不調な人が多くなる季節の変わり目、食べ方や生活の中で気をつけたいポイントがあります。






季節の変わり目に体調をくずしやすいのはなぜ?

春に限らず、季節の変わり目には身体に変化が起きやすいです。

なぜかというと、気温や気圧の変化が大きいことや、日照時間の変化があります。

体温調節のために交感神経を働かせる

交感神経が優位になると、胃腸の働きが低下する

食欲低下・消化不良を起こしやすい

やわらかいものや、あっさりしたもの、かんたんに食べられるものを選ぶ

糖質に偏る、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しやすい

体調の変化



春は卒業・入学、入社・異動など環境の変化も多いため、より緊張状態になり、
よけいに負荷がかかって交感神経優位になりやすくなります。


交感神経優位でいると身体は常に緊張状態です。
呼吸が浅くなり、身体にも力が入ってしまうし、心だっていつもフル回転状態。
イライラしたり、浮き沈みが激しくなったり、焦りを感じることもあります。

例えば、忙しい時は時間に追われて気持ちに余裕がなくなりますが、それと同じような緊張状態になっています。
そんな時に食事をしても心ここにあらずで早食べになったり、すぐに食べられるものを選びがちです。





忙しい時ほどスイッチオフする

忙しい中でも、自分に合った食べ方や、身体と心のゆるめ方がわかっていれば、不調が出る前にケアできます。

交感神経優位な状態が続かないように、スイッチオフが必要です。
一旦立ち止まる感覚です。
リラックスするように意識します。



あなたは何をするとリラックスできますか?




私の場合は、カフェインレスのお茶を飲む、瞑想する、めぐりズム(目のホットマスク)、川や海など水辺に行く、岩盤浴、ヨガなどです。

どんなことで自分がリラックスできるのか、たくさんピックアップしておきましょう。多ければ多いほど◎
自分のゆるめ方を知っているかどうかはとても大事なことです。





まとめ

身体を脱力させて、頭の中も空っぽにするにはコツがあります。
ゆるまろうと思っても、なかなかゆるめられないこともあるので、自分のことを観察しながらいろいろやってみてください。

自分を整えるために、生活の中でできる習慣を作っていきます。やりたくないことを無理にするのではなく、心地よい習慣をつけていきます。

リラックスしていないと食べたものがうまく消化吸収されません。
栄養と関係ないことが栄養につながっています。

食事でも、交感神経優位にならないようにする食べ方があるので、またお伝えしていきます。



ブログの更新をLINEでもお知らせしています。
ぜひご登録ください




この記事を書いた人

ひびようこ

管理栄養士・分子栄養学 栄養カウンセラー

一生ものの食習慣を半年で身につける
プレ更年期・更年期のための食習慣プログラム主宰