分子栄養学を食事にとり入れるといっても、何から始めたらいいのかわからないと思います。
「何か良くないところを改善しなくちゃいけないんだろうな」って思うと、
いやだな~とか、めんどくさい、きちんとしなきゃいけないのかな~とか、浮かんできそうですね。
今までの食習慣を変えるのはなかなかに大変なことですから、そう思うのも無理ないこと。
食習慣を変えるのがむずかしい理由が2つあります。
長い時間をかけて作られてきた食習慣は根深い。
子供のころから食べてきたものは親からの影響が大きく、家族の食習慣がベースとして形作られてます。
好き嫌いもあるし、手間をどれくらいかけられるのかにもよります。簡単な方が良い人は多いです。逆に、体に良いとされることをストイックにやる人もいます。
どちらにせよ、その時々で自分にとってより良いものを選んできた結果が今。
体に悪そうと知っていても食べてしまうことだって、「おいしそう」「食べたい」と感じて、より良い方(より好きなもの)を選んできたということです。
食習慣を変えるには、目的がはっきりしている必要がある。
目的がないなら、食事を変えなくても良いですもんね。
頭で納得していて、「そうしたい」と思えること。
「どうなりたいか」という希望があって、その先に楽しみな変化があること。
例えば、
肌が荒れてしまって悲しいから、肌をきれいにしたい。
肌がきれいになったらうれしい → 肌がきれいになるならやる
痩せたいけど、挫折してしまうとき
だんだん太ってきてヤバイと思う → やせたい → でもおいしいものも食べたい
単にやせることがゴールでは、その時の誘惑に負けてしまいます。
そもそも、おいしいものはダイエット中食べたらいけないのでしょうか。
「~してはいけない」という制限では長くは続かないです。
考えるワークをおすすめ
「食事に気をつけたい」「食習慣をより良くしたい」「体質改善したい」など、食事に気をつけようと思う気持ちは何でなのか考えてみましょう。
- あと3㎏やせたい
- 肌をきれいにしたい
- 疲れ感から抜け出したい
- 生理の時の不調を減らしたい
- 頭が痛いのをなんとかしたい
どうなったら、体が楽になりますか。
体が楽になったら、何がしたいですか。
ぜひ書きだしてみてください。
「~しなければならない」「正しくしなければならない」ではなく、
自分のためにどうしていくのか、少しずつ一緒に進めていきましょう!