朝起きたら、鏡をみて自分をチェック!

まだ分子栄養学を学ぶ前のことです。

ある朝、起きたら、目の前がぐるぐる回っていて起き上がれないということがありました。

めまいです。どうにか起き上がって、朝の家事をしなきゃと動くけれど、ぐるぐるして気持ち悪い。

「どうなっちゃったの私、どうしよう」という不安がこみ上げる。

子供の幼稚園・小学校があるから朝ごはんを作らなきゃ!と焦る。

自力で運転をして、病院に駆け込み「自律神経失調症です」と言われる。

めまい止め・吐き気止めを処方してもらって、家になんとか帰る。それでも家事をなんとかこなす。

ある朝急に、こんなことが起きて、思いがけない不調になってしまうんだ!と驚いたし、

よく考えてみると、私は毎日無理をしてた。自分の身体をおろそかにしてた。

振り返っても反省しても、体調は良くならない。

「元気な時はどうしていたんだっけ?」と、昨日までのことが当たり前ではなくてすごく貴重に思えて。

「このままずっとめまいがあったらどうしよう」

「もっとひどくなったらどうしよう」

という不安に飲み込まれそうになったりしました。

そうして私は、自分のからだと改めて向き合うことになりました。

自分のこころとからだの状態を、毎日見てる?

☑朝起きたらだる重い

☑寝たのに疲れが抜けてない

☑イライラ・もやもやする

☑肌の調子もいまいち

こんなことありませんか?

そして朝、コーヒー飲むと多少シャキっとしたりしませんか?

知らぬ間にがんばりつづけてしまう

「もう疲れたよ」とからだとこころからサインがあるのに、

・コーヒーや紅茶などのカフェイン

・血糖値を上げる甘いもの(おかしや、パン、飲み物、炭水化物だけの食事など)

・あとはタバコ、お酒など、高揚感が得られるもの

をとることで、一時的にからだは回復します。

交感神経系のホルモンが出るので、からだが戦えるモードになるからです。

そしてこれらには依存性もあるので、なかなかやめられない。

毎日そのくりかえし

自分の本当の体調はどうなのか?

まずは1日

カフェインを抜いてみる

甘いものが欲しくなった時にがまんしてみる

タバコ・お酒をお休みしてみる

そうしてみることで、本来の自分のからだやこころの状態を見ることができます。

「そんなの無理!」

「飲まないと、食べないと、吸わないと、イライラしちゃう」

という人は依存ありますね。

このまま本当の体調を知らずに無視して、からだに鞭打ってがんばらせるのか?

それとも本当の体調を知って、からだを癒していくのか?

決めるのは自分です。

自分のからだとこころをよく見て、無視しない

長年無理し続けたからだは、いつか壊れてしまいます。

若い時は無理がきいても、30年、40年、50年…最高100歳まで生きるとして、

からだは物質ですから、メンテナンスしなければ老朽化していきます。

自分のからだは自分のもの。

からだとこころのサインを見逃さないであげましょうね。

毎朝鏡の前に立った時、今日の私はどうなのか、疲れてる? 頭痛い? 気分は? 肌は?

よく観察してみましょう!

この記事を書いた人

ひびようこ

管理栄養士・分子栄養学 栄養カウンセラー

一生ものの食習慣を半年で身につける
プレ更年期・更年期のための食習慣プログラム主宰