朝起きた時、「体調もよくって、気持ちも元気‼」と思える日は、週に何回くらいありますか?
できれば毎日「今日も元気!」と思ってスタートしたいところ。
食べかた次第で、朝の調子を上げていけます。
今回は「なかなか抜けない疲れ」についてまとめていきますね!
寝ても寝ても眠い、寝ても疲れが取れない、朝起きられない
↑朝のダル重感、ベスト3
前日にすごくハードな仕事をしたり、筋トレやりすぎちゃった、という時にはもちろん疲れは残るけれど、
あまり身体を動かしていないのに「抜けない疲れ」ってありますよね。
そういう時って、カラダだけじゃなくて、ココロもずーーんとしてますよね。
朝一番にダル重だと、やる気が出なかったり、やたらとネガティブになったりもして。
そんなダル重な日が減らせたら、すごく毎日を楽に、楽しみに過ごせるようになると思いませんか?
なとなく過ぎていく毎日ではなくて、「今日も働くぞー!」とか、「今日は何をしようかな。」って1日がくっきりとした大事な時間になります。
忙しさや年齢のせいにするのではなく、一旦立ち止まって、抜けない疲れの原因を探ってみましょう。
疲労と栄養
[su_box title=”疲労に関係する栄養” box_color=”#efc9c9″ title_color=”#5b5b4f” radius=”0″]
①血糖値の乱高下がある(寝ている時の低血糖もあるかも)
②ビタミンB群の不足
③鉄分不足
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他の栄養素も関係しますが、今回は①の血糖値について解説しますね。
血糖値と疲労
糖質(ごはん・パン・めん・お菓子・ジュースなど)をとりすぎると、血糖値が上がる
⇓
上がりすぎた血糖値は、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きによって下げられる
⇓
うまく調節できないと、血糖値がジェットコースターのように急上昇・急降下します。
血糖値が安定していないと、体調やメンタルに影響が出ます。
特に、急降下している時と、下がりすぎて低血糖になってしまった時。
☑抗えない眠気
☑頭が痛くなる
☑食べたばかりなのに甘いものやコーヒーが欲しくなる
☑イライラする
という症状が出ることがあります。
糖質をとりすぎていない?
今の世の中は糖質で溢れているので、よっぽど気をつけていない限り、糖質とりすぎの傾向があります。
例えば
朝はパンとコーヒー、お昼はおにぎりとサラダ、夕ご飯はパスタ
+おやつ、飲み物は甘いカフェオレ、アイスも食べちゃう
こんなことありませんか?
「太りたくないからヘルシーにしなきゃだし、簡単に済ませたいし、
甘いものだって食べたいし、スタバのドリンクだって大好き。」な女性は多いと思います。
糖質、糖質、糖質、間に糖質、飲み物も糖質。
これでは血糖値は上がって下がって、上がって下がってを激しく繰り返してしまいます。
血糖値を調節するためのホルモンもドバドバ出てしまいます。
血糖値が下がった時
血糖値が高いのも問題なんですが、下がってしまった時も困ったことが起こります。
「血糖値が下がる」というのは、命にとっては危機です。
なので、血糖値を正常値に戻そうと身体は働きます。
その時に働くのが、交感神経ホルモン(アドレナリン・コルチゾール・成長ホルモンなど)
これらのホルモンが血糖値を上げてくれます。
上げてくれるのは良いんだけど…
本来アドレナリンやコルチゾールは、戦う時・緊張した時・ストレスがある時に出るホルモン。
成長ホルモンは成長を促す という役割があります。
血糖値の乱高下がある人は、こういうホルモンが余分に出ている状態です。
交感神経系ホルモンが多く出るため、いつも緊張状態、知らぬ間に身体には力が入ってしまいます。
ココロはイライラしたり、落ち着かなかったり、焦ったり。
これが寝ている間にも起こっています。
☑ 歯ぎしりや食いしばりがある
☑ 肩こりがある
☑ 夜中に目が覚める
☑ 寝汗をかく
☑ 朝起きたら疲れている
↑夜寝ている間、こんなことありませんか?
※歯がすり減っていたり、歯にひびが入っている人は歯ぎしり・食いしばりがある可能性が高いので、歯医者さんでチェックしてもらってくださいね。
血糖値を安定させる食べ方 3つのポイント
高血糖・低血糖が起きないようにするには、どうしたら良いでしょうか?
[su_box title=”ポイント3” box_color=”#efc9c9″ title_color=”#5b5b4f” radius=”0″]
①まずは、甘い飲み物をやめて水かお茶(カフェインレス)
②おやつを食べる時は、量を減らす(裏表示を見て、糖質の低いものを選ぶ)
③炭水化物中心の食べ方をしない
・ご飯のみ・パンのみ・めんのみで食べない
・たんぱく質(肉・魚・卵・豆製品)をしっかり食べる、先に食べる
・野菜を多く食べる、先に食べる
④食間に少し補食をとる(甘いものではなく、小さいおにぎりなどが◎)
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まずは、ここから見直しを!
糖質を一度にたくさんとりすぎないこと=高血糖・低血糖を起こさないことが、血糖値を安定させるポイントです。
糖質は悪者ではありません。
身体のエネルギー源になるものですから、少なくすればOKというものでもないので
ここをまちがえないようにしてくださいね。
試してみて、「身体の疲れ感はどうかな」と、よく観察してみてくださいね。