夏バテ対策 3つめのポイント「水分のとりかた」
暑い時、寒い時は、交感神経の働きで体温を調節しています。
夏は汗をかくことで身体を冷やしています。
汗ってしょっぱいですよね。塩分がふくまれているんですが、それ以外にもミネラルがふくまれています。
ということは、身体からミネラルが余分に出て行ってしまうということ。
暑い時のアイスコーヒー カフェインのこと
暑いとき、ついついアイスコーヒーとかアイスティーとか、おいしいからごくごく飲んじゃいますね。
すごくおいしいんですが、注意してほしいのです。
暑くて汗ばんでいるときや、朝起きてすぐに、カフェインを飲むということは、脱水状態にカフェインが入るので、カフェインの作用が強く出ます。
カフェインは、
⚫︎交感神経を優位にします
→眠気や疲れ感がぬけてシャキッとする(一見良いのですが…)
→ホルモンの働きで疲れた体をむりむり動かすことになる
これって自分の体調無視してるってことなんですよ。
普通に毎日、コーヒー飲むのが習慣で、「おいしいから、好きだから飲んでる」っていう人も、
もしかすると、コーヒーがないと動けないってことがあるかもしれないです。
(試しに1日抜いてみて、身体の様子を観察してください!)
もう1つ、
⚫︎カフェインには利尿作用があって、体の中の水分を外に出してしまいます。
→ということは、カフェインを飲んでも水分補給どころか、奪っているということ
汗と同じくミネラルも失います
→そうなると、熱中症にもなりやすい
コーヒーに含まれるポリフェノールは体に良いなど、良い面もありますが、
カフェインは体にとって負担になるということも、頭に入れておいてくださいね。
水分のとりかた ポイント4つ
身体に水分を本当の意味で補給するためのポイントをまとめてみました。
水やお茶に、味が大丈夫なくらいの量を入れましょう(苦くなるので、量には個人差出ます)
あとは炊飯の時に、にがりかトレースミネラルをひと回し入れてますが、ごはんの味はかわりません。
気にならなければ、汁物にいれるのも良いでしょう。
また、冷たすぎると胃の中が冷えて消化力が落ちます。
冷たいものはおいしいですが、チビチビ飲みしましょう。
消化力をおとさない
交感神経優位だと、胃腸の働きがおちます。
体温調節に忙しい夏は、交感神経優位になりやすいです。
血糖値も交感神経に関係する
もうひとつ、
(この話はちょっと難しいかもしれないですね)
血糖値を急上昇させないように食べることがポイントです。
(そうめんだけ、そばだけ、冷やし中華だけ、など夏にやりがちな食べ方は要注意!
→夏太りの原因にもなっちゃいます!)
「いかに食欲、消化力をキープするか」が夏バテにならないために大事なので、
ポイント押さえて気をつけていきましょう!